わたしのパソコンデスクです(コクヨ)。読書をなど、日常の知的作業も全部この机でやります。
メインのパソコン(HP)はデスクの左下に置いてありますので写真では見えません。デスク上の左右にあるビジネスパソコン(NEC)はどちらも数年前の非力な機種なので、今は両方とも予備機として置いてあり、右側の古いEIZOのディスプレイにはこの二台が繋がっています。左側、23.8 インチのメインマシン用ディスプレイもEIZOです。画面は優しく、しかもかっこいい。
写真でもうひとつ見て頂きたいのが、ディスプレイの上の棚に並んだ5台の前面が黒い箱たちです。これらはすべて外付けハードディスク( HDD)です。うち、左から3台目までがメインのパソコンにセルフパワーのUSB3.0ハブを介して繋いであります。3台の役割は、一番左が、すべての知的財産を記録している最も大切な一台です。容量は1TBで、全データーが約300GBを使っています。右隣はそれの完全なバックアップコピー、さらにその右はWindowsシステムのバックアップ専用です。大事なメインのパソコンにはこれだけの外付け HDDが必要です。(写真残りの右2台は予備のパソコン用です。)
わたしの外付け HDDは大手の既製品ではありません。この5台は全部同じ”玄人志向”ブランドのGW3.5AA-SUP3という型番のアルミ箱(ケース)に、ハードディスク本体(ディスク)を組み込んだものです。既製品の場合と違って、ディスクの銘柄を自由に選べるかわりに、組み立ての手間や、フォーマットをしてパソコンにディスクを認識させる操作が必要になりますし、この”玄人志向”のケースに限って云えば、SATA-USBブリッジに使われている集積回路(IC)のファームウエアを更新することまでやらされました(*)。Windows10 環境でこれを怠るとデーターが”飛ぶ”(電気的に壊れる)ことがあるとネットで見かけたからです。
以前、使っていた既製品の外付け HDDが飛んで慌てたことがありますので、組み立てをやることにしましたが、これはこれで余計な面倒を抱え込むことになります。
このトシになってもパソコンあっての現代人です。そしてかけがえのない知的財産を失わないために常にバックアップを取る努力が欠かせません。わたしは HDDからさらに光学ディスクへのコピーも行っています。
(*:外付け HDDでは、パソコン本体からUSBを介して送受信される信号をディスクが読み書きできるSATA規格(プロファイル)の信号に変換しなければなりません。それを担っているのがケースの基板にあるブリッジICと呼ばれる電子部品で、その動作を支配しているのが ICに書き込まれたプログラム(=ファームウエア)です。これに不具合が起こると外付け HDDは動作しなくなり、最悪の場合データーが飛びます。
この玄人志向のケースのブリッジICはJMS567というもので、ファームウエアのバージョンを 69xx から138xx へアップする必要がありました。)