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井上隆智ブログ

新しいバックアップデバイス

                                    手前 256GB USBメモリー 奧 1TB SSD            (iPhone12mini)
                           

 写真の”USBスティック”二本はどちらにも私のすべてのデーターがバックアップされている USBデバイスです。今までは手前の一般的なUSBメモリーで事足りていたのですが、最近写真上側、少し大きい”USBスティック”、正しくは外付けSSD(solid stade drive)をバックアップ用として使い始めました。

 パソコンのデータ・・・ハードディスク( HDD)にあるデータと言い換えてもよい・・・は非常に脆(もろ)いものです。ちょっとしたことで飛んでしまいます。ですから日常バックアップを取っておく必要があります。普通、パソコンに内蔵されている2台目の HDDや、外付けの HDDにオリジナルのデーターをコピーしてバックアップディスクとします。問題は自分の全財産を1台の HDDにバックアップしている(同じ内容を持った HDDが2台ある)だけで大丈夫かどうかです。このやり方では原本とバックアップ用の2台の HDDは機械的にも電気的にも蜜に結合していて、例えば近くへの落雷など一発のバイオレンスで2台が同時にアウトということもあり得ます。
 私はかつて、Windows Me の時代、3台の HDDを積んだ自作パソコンを使っており、 HDDを出し入れしていて、何かの勘違いでうち2台をフォーマットしてしまうというミスをしたことがあります。その時たまたま外に取り出してあった残る1台がバックアップ HDD だったので助かりましたが、”全財産を失う”一歩手前という恐怖を味わいました。ですから同じ姿形(?)の HDDだけでは心細く、DVD-RAMへのバックアップとかいろいろやってきて、最近は大容量の USBメモリーが容易に手に入るようになったので、いままでは専らこれに二次的なバックアップを取ってきました。
 私の場合、保存すべきデーターは 1985年の PC-9801VM2 以来パソコンで作り、育ててきた論文やその他の記録、一太郎の登録単語辞書や住所録のようなもの、デジカメの全写真などですが、これらすべての知的財産は保存用メディアとしては 256ギガバイト(GB)あれば容量的には十分です。 このページの写真手前の USBメモリーは 256GB、USB3.2(Gen1)対応のもので、今まで使ってきた遅い USB2.0 のものより少し速くなったかなと思います(現用PCのポートはUSB3.2  (Gen2))。このバックアップUSBメモリー さえ手元にあればひとまず安心です。
 
  私の全財産がこのちっぽけなUSBメモリー1個分だとは。眺めているとその小ささにすこしがっかりもします。ただ、その昔のフロッピーディスク1枚の記憶容量1.44MB、それは新書2冊分ということをもとに計算すると、256 GB のこのUSBメモリーの容量は、新書なら 50万冊分だということになります。私はとてもそんなには仕事をしてきていませんのでバックアップ用チップにはパソコンが勝手に作った膨大かつ無駄な文字、ファイルやフォルダなどが含まれているのでしょう。

 二次バックアップの方策として最近ではクラウド・ストレージを推奨する向きもあるようですが、そうでなくても目に見えない電子的財産を「雲の中に入れておいて安心」などとは私の感覚では理解できないので今のところ使いたいとは思っていません。
  さりとて、USBメモリーも数年とか時間が経つとデーターが揮発するとされています。時々新品のデバイスで繋いでいくほかはなさそうです。以下に述べる SSD が長寿命であることを期待していますがどうでしょうか。

 


USB メモリーに代わる
次世代のデバイス SSD(solid state drive)

 冒頭の写真上側のものはUSBメモリー型の外付けスティックSSD(Made in Malaysia)です。USB2.0 しか装備していない時代の私のメイン・パソコンが最近故障気味で USB3.2 (Gen2)ポートを持つ NEC Mateへ引っ越すのに際し、データー移転用として買ってみました。データー容量は1テラバイト(TB) あります。USB3.2 (Gen1)、公称420 MB/秒(Crystaldiskmark 8 実測書き込 419 MB/秒)の高速でバックアップできます。パソコンに取り付けるだけで 50℃ にも発熱しますので耐久性がどうかなと気になりますが、それさえクリアできていればバックアップ用として最速、最適だと思います(バックアップ時、携帯用の扇風機で冷やしています)。20年来使っているバックアップのための優秀フリーソフト「Sotaの便利ツール」で、私の全財産 256G をバックアップするのに要した時間は約 60 分でした。これはこのページで紹介した USBメモリー(ほぼ同条件で2時間10分少々)の半分以下の所用時間で爆速です。バックアップに要する時間が短い、ということは、バックアップをこまめに取る上で心心理的抵抗が少ないという大きなメリットがあります。私の場合、バックアップは大体どれかのメディアへ週1回というところですか。 


 ただ、この USB SSD は商品として到着時はデフォルトで exFAT フォーマットがされていましたので、このままではアロケーションユニット(記憶容量1単位)が MB と大き過ぎて、これは1KBのデータでもディスク上では1MBを使ってしまうという仕様なので、実際始めて使ってみたときは普通の USBメモリーやHDD に比べ同じ量のデーターが3倍近くメモリーを消費し、1TB のSSD が普通の HDD の300GB としてしか使えないことに驚きました。そこでアロケーションユニットが KB 単位と小さい 普通の HDDと同じNTFS にフォーマットし直す必要がありました。フォーマットし直しても・・・読み書きのスピードは少し落ちたでしょうが・・・別にそれ以外の不都合は起こっていません。

  少しUSBのスピードの話にこだわり過ぎたかも知れません。バックアップに大事なテーマは、間隔は短く、壊れないメディアで、紛失しない、の三つでしょうか。



 

 
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