(大阪市立大学時計台前のワシントンパーム 平成29年6月11日撮影 Nikon Coolpix S-3700)
昭和32年頃に植えられ、それからの母校の歴史を約60年間見守ってきた椰子の木とは今日で別れなければなりません。高さ約23メートルとあまりにも大きくなって、重い葉が落ちてきたり、さらには倒木の危険すら出てきたということで伐採が決まり明日、平成29年6月12日から作業がはじまって一週間後には29本すべてなくなります。
写真左手前の1本左側にある大きな傷跡は昭和45年頃の大学紛争のとき、全学連が火炎瓶を投げつけたためできた傷のようです。
教鞭まで執らせてもらった懐かしい母校のこの風景が今後は歴史的風景となってしまいます。
正面時計台のガラスに椰子の葉影を写すことがなくなっても、この時計台がいっそう輝いて見える日が来るこをを願っています。
時計台に椰子の木があしらわれた大阪市立大学正式のロゴマークを組み込んだ同窓生用のバッジです。私の宝物。